日野原重明さんとアートや看護の本をいろいろと読んでみた。

アートの癒し

日野原重明さんの本を何冊か読んでみた。

日野原重明さんは聖路加国際病院と聖路加看護大学と地下鉄サリン事件の対応とかで有名なのかな。本だと「生きかた上手」が有名なのかなあ。公衆衛生の食習慣の本もだしているね。ちょっと参考にしてみようかな。

でも、僕は日野原さんのアートに興味を持っていた。

だいぶ前からパラパラは読んだことはあったんだけど、もうちょっとちゃんと読んでみた(´ー`)

日野原重明さんの「日野原重明 アートでいきいき」

日野原重明さんの「日野原重明 アートでいきいき」を読んでみた!

気にいったところは

『医療はひとの「体」にタッチするアートです。
そして絵画や音楽は、ひとの「心」にタッチするアートです。
このどちらが欠けても、本当にいきいきとした人生は送れないのです。』

心にタッチできる人はすごいと思うのね。

自分のプライドが高くて相手の心に鈍感な人もいるから。。

心をつかめるというのは、それはアートなんだなあ、という気がします。

アマゾンにレビューも評判もなかったから、はじめどんな書籍なのかな、と思ったけれど、

いろいろな病院とアートの事例も紹介されているから、

医療と芸術のかけ橋になるような本だと思う。ヽ(´▽`)/

日野原重明さんの「アートを楽しむ生き方」

日野原重明さんの「アートを楽しむ生き方」を読んでみた!

日野原重明さんと松本猛さんの対談で話が進んで読みやすい本です。

いわさきちひろさんって結構なおばあちゃんというか、昔の人だったんだね。

わりとよく見かける絵だから、はじめ現役のアーティストさんかと思った。

松本猛さんが実の息子さんみたい。

アートセラピーのところが面白かったかな。

「同質の原理というのですが、沼の底に響いているような音楽を流すことによってしばらく悲哀を味わい、萎えた気持ちが少しよくなってきたら徐々に明るい曲に変えていくというわけです」

悲しいときに無理に明るくしなくてもいいから。ってことだね。

悲しいときは悲しい、物語の流れが必要ってことなんだね。

匂いのアートはアロマセラピーって紹介されていた。

絵画療法や音楽療法は結構マニアックな世界かもしれないけど、
結構、アロマセラピーは一般的かな。

看護師さんの中でアロマセラピーに興味を持っている人をよくみかけるし。
中には資格を持っている人もいる。

後半は戦時中の話になりますね。

聖路加国際病院は路加がキリストだから、日本帝国に見合った名前を変えられたとか。。
でも、今は戻っていますね。よかった( ´ ▽ ` )ノ 僕は無宗教だけどね。

「いのちを保つために、なにが必要かというと、戦争をしないこと」

僕も戦争とか勝ち負けとか競争とかは好きじゃありません。

そして、日野原さんは小学生に命の大切さを教え回っていたこともあるみたいですね。

いじめもケンカも小さな戦争のようなものなので、
なるべくそういうのはコミュニケーションで解決できるようになりたいものです。( ´ ▽ ` )ノ

そして、許すことが必要なのだそうです。

余談ではありますが、戦後、聖路加国際病院は簡単にいうと米国にのっとられたようです。。。

爆撃しなかったのはたぶん当初からのっとる計画だったとか。。

医師や看護師たちは病院が使えなくなったため、小さな診療所を開いて診療してみたみたいですね。

でも、交渉して図書館を使えるようにしてもらって米国の医学を勉強していたとのこと。勉強熱心だったんですね(´ー`)。

「大切にすべきいのちをどう表現するかというのが芸術であって、
その表現されたいのちを子供たちが身につけて、平和を実践する行動を将来とるようになること、これを実現する」

そう芸術って表現なんですね。だから人類みなアーティストなんて言われるのかな。

毎日表現して生きていますから。

それを形にして残す人が本職の人なんじゃないかなあっと。

美しい表現っていうのが僕は大事だと思います。

日野原重明さんの「医のアート、看護のアート」

また読書中です(´~`ヾ)

ちょといろいろ忙しいのもあって後日追加しますね。

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